こしょう‐だい【胡椒鯛】
イサキ科の海水魚。全長約60センチ。体形はタイに似て、淡灰色の地に蒼黒色の幅広い3本の帯が斜めに走り、背部から尾びれにかけて黒色の斑点が散在する。本州中部以南の沿岸に分布。
ゴシック‐しょうせつ【ゴシック小説】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて英国で流行した一群の小説。ゴシック風の古城・寺院などを舞台に、超自然的な怪奇を描いた恐怖小説。
ごす‐で【呉須手】
中国の江西・福建・広東(カントン)地方の民窯で明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器。また、その様式。素地は厚ぼったく灰白色で、奔放な絵模様がある。呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などがあ...
コス【Kos/Κως】
ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶコス島の北東岸にある港町。同島の中心地。14世紀から16世紀にかけて聖ヨハネ騎士団が建造した城塞があるほか、古代ローマ時代の神殿、劇場、住宅跡が残っている。
ごし‐ぶんかかくめい【五・四文化革命】
中国で、1916〜1921年にかけて展開された文化運動。陳独秀・魯迅・胡適・郭沫若らを中心に、儒教的、封建的な旧制度や旧文化に反対し、科学と民主主義を標榜して、中国社会の近代化と近代思想・文化の...
グロスター‐だいせいどう【グロスター大聖堂】
《Gloucester Cathedral》英国イングランド南西部、グロスターシャー州の都市グロスターにある大聖堂。7世紀創建のセントピーター修道院に起源する。11世紀から15世紀にかけて建造さ...
グロスミュンスター【Grossmünster】
スイス北部、チューリヒ州の州都、チューリヒの旧市街にある、同国最大のロマネスク様式の大聖堂。リマト川を挟んでフラウミュンスターと相対する。カール大帝ゆかりの教会跡に、11世紀から12世紀初頭にか...
ごさん‐ばん【五山版】
鎌倉末期から室町末期にかけて、京都五山などの禅僧によって刊行された、禅籍・語録・詩文集・経巻などの木版本。
くろずみ‐きょう【黒住教】
教派神道の一。文化11年(1814)黒住宗忠が創唱。幕末にかけて教勢を広げ、明治9年(1876)一派独立。太陽神天照大神(あまてらすおおみかみ)を信仰の中心に置き、神人合一の境地を目ざす。本部は...
ごさん‐ぶんがく【五山文学】
鎌倉末期から江戸初期にかけて、京都五山・鎌倉五山の禅僧たちにより書かれた漢詩文・日記・語録の総称。中国の宋・元文化の影響のもとに栄え、虎関師錬(こかんしれん)・雪村友梅(せっそんゆうばい)・義堂...