にぎ・る【握る】

の解説

［動ラ五（四）］

1. １ 手の指全部を内側へ曲げる。また、そのようにして、物をつかんだり、持ったりする。「こぶしを—・る」「ペンを—・る」「車のハンドルを—・る」

1. ２ 物事をとらえて自分のものとする。手中に収める。「実権を—・る」「政権を—・る」「大金を—・る」

1. ３ 重要な事柄を確実につかむ。「相手の弱みを—・る」「秘密を—・る」「証拠を—・る」

1. ４ 握り飯や握りずしを作る。「好みのねたを—・ってもらう」

1. ５ ゴルフなどの勝負事で、金品を賭ける。

   1. →掴 (つか) む［用法］

[可能]にぎれる

類語

• つかむ(つかむ)

下接句

• キャスティングボートを握る
• 采柄(さいづか)を握る
• 財布の紐(ひも)を握る
• 手に汗を握る
• 手を握る

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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