にこ・し【和し/柔し】
[形ク]やわらかい。荒々しくない。穏やかである。「毛の—・き物、毛の荒き物」〈祝詞・広瀬大忌祭〉
ニコシア【Nicosia】
キプロス共和国の首都。10世紀以降キプロス島の中心地として発展。歴史的建造物が多い。小麦やぶどう酒の集散地。人口、都市圏22万(2006)。ギリシャ語名レフコシア、トルコ語名レフコシャ。
にこ‐ずみ【和炭】
松・栗などを原料とした軟らかい木炭。鍛冶(かじ)に用いる。鍛冶屋炭。にきずみ。
ニコチアナ【(ラテン)nicotiana】
ナス科の一年草。タバコと同属の園芸植物。花タバコ。
ニコチン【nicotine/(ドイツ)Nikotin】
タバコの葉に含まれるアルカロイドの一。無色の揮発性の液体で、空気に触れると褐色になる。独特の臭気と味をもち、水に溶けやすい。神経系に作用し、興奮もしくは麻痺(まひ)させる。猛毒。農業用殺虫剤など...
ニコチンアミド‐アデニン‐ジヌクレオチド【nicotinamide adenine dinucleotide】
⇒エヌ‐エー‐ディー(NAD)
ニコチンアミド‐モノヌクレオチド【nicotinamide mononucleotide】
⇒エヌ‐エム‐エヌ(NMN)
ニコチン‐いそんしょう【ニコチン依存症】
薬物依存症の一。習慣的な喫煙により引き起こされる。タバコを吸わずにいると血液中のニコチンの濃度が低下し、いらいらする、集中力を維持できない、落ち着かないなどの禁断症状が現れる。タバコ使用障害。
ニコチン‐ガム【nicotine gum】
ニコチンを含んだガム。タバコ以外のものからニコチンを補給させることで禁煙させようという狙いで開発された。
ニコチン‐さん【ニコチン酸】
ビタミンB複合体の一。無色の結晶。ニコチン酸アミドの形で生体内に広く分布し、特に動物の肝臓に多い。欠乏症ではペラグラになる。化学式C6H5NO2 ナイアシン。