にし‐の‐しゅう【西の衆】
室町幕府の柳営(りゅうえい)内で将軍に謁見するとき、西向きの縁から出仕することに決まっていた門跡・摂家・清華の人々。→東の衆
にし‐の‐たい【西の対】
寝殿造りで、主殿の西方にある対の屋。二の対。
にしのとういん‐どおり【西洞院通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の武者小路通りから南の十条通りに至る。全長約5.8キロ。平安京の西洞院大路にあたる。
にしのまえ‐どぐう【西ノ前土偶】
⇒縄文のビーナス
にし‐の‐まる【西の丸】
1 城の中心部の本丸に対し、その西側にある一郭。 2 江戸城本丸の南西方の一郭。将軍の世子の居所、また、将軍の隠居所。
にし‐の‐みち【西の道】
1 西海道(さいかいどう)・山陽道のこと。 2 上代、中国へ国使を遣わした時の西路。「—の使…百済より還りて」〈斉明紀〉
にしのみや【西宮】
兵庫県東部、大阪湾に臨む市。西宮神社の門前町、西国街道の宿場町として発達。酒造業のほか、工業も盛ん。山の手は住宅地。美術館や球場がある。人口48.3万(2010)。
にしのみや‐し【西宮市】
⇒西宮
にしのみや‐じんじゃ【西宮神社】
西宮市にある神社。主祭神は蛭子(ひるこ)大神で、他に三神を配祀(はいし)。全国の恵比須(えびす)社の総本社。中世以降、漁業者や商業者の信仰があつい。戎(えびす)神社。西宮の戎さん。