にち‐や【日夜】
1 昼と夜。昼夜。 2 (副詞的に用いて)昼も夜も。いつも。「—研究に励む」
にちゅう
[形動ナリ]未熟なさま。不得手なさま。「一中節」になっていない意のしゃれ。「色男ちとそろばんは—なり」〈柳多留・二〉
にちゅうれき【二中歴】
鎌倉時代の百科事典。13巻。編者未詳。鎌倉末期の成立で、現存の増補版は文安年間(1444〜1449)ころの成立とされる。平安時代の「掌中歴」と「懐中歴」を再編集したもので、人名・物名などを81項...
に‐ちょう【二丁/二梃】
1 一丁(一梃)の2倍。 2 歌舞伎劇場で、合図として打たれる柝(き)の一。開幕10分前に、頭取部屋の前でチョンチョンと二つ打つもの。
にちょう‐だて【二梃立て】
2梃の艪(ろ)をつけた船足の速い船。特に江戸時代、吉原通いに使われた猪牙舟(ちょきぶね)をいう。にちょうだち。「金竜山を目当てに浅草川の—」〈浮・一代男・七〉
にちょう‐なげ【二丁投げ】
相撲の決まりの手の一。自分の足を、相手の反対側の足の外側のひざのあたりに掛けて、払うようにして投げる技。二丁掛け。
にちょう‐の‐ゆみ【二張の弓】
ふたはりの弓。武士が二心を抱くことや、節操をまげることのたとえ。「女の操を守って、—を引くまじとは」〈浄・女護島〉
にちょう‐まち【二丁町】
江戸日本橋の堺町(さかいちょう)・葺屋町(ふきやちょう)の2町の併称。ともに芝居町として知られた。
にちょう‐ゆうずい【二長雄蕊】
花の雄しべが4本あるうち、2本は長く2本が短いもの。シソ・オドリコソウなどでみられる。二強雄蕊。
に‐ちょく【二直】
野球で、二塁手が捕球したライナー。セカンドライナー。