にれ【楡】
ニレ科ニレ属の高木の総称。アキニレ・オヒョウなどがあるが、ふつうハルニレをさす。ニレ科にはケヤキやハリゲヤキも含まれる。
にれい‐さん【爾霊山】
二百三高地(にひゃくさんこうち)のこと。日露戦争時に乃木希典が命名。
にれ‐か・む【齝む】
[動マ五(四)]牛などが、かんで一度飲み込んだ食物を再び口に戻してかむ。反芻(はんすう)する。「人が皆—・むと云うことをする動物のように」〈鴎外・灰燼〉
にれけのひとびと【楡家の人びと】
北杜夫の長編小説。第1部および第2部は「新潮」誌で昭和37年(1962)から昭和39年(1964)にかけて連載。これに書き下ろしの第3部を加えて昭和39年に刊行。同年、第18回毎日出版文化賞受賞...
にれのこかげのよくぼう【楡の木陰の欲望】
《原題Desire Under the Elms》オニールによる戯曲。1924年初演。19世紀半ばのニューイングランドの農場を舞台に家族の愛憎を描く。
似(に)れば似(に)るもの
《驚きの気持をこめて》似ているとはいっても、これほどまで似ているとは。「兄弟とは言っても、—だ」
に‐れん【二連】
同じ形・様式のものが二つ続くこと。
にれん‐じゅう【二連銃】
銃身が2本ある銃。
にれんぜん‐が【尼連禅河】
インドのビハール州を流れるガンジス川の支流バルガ川の古称。河畔の菩提樹の下で釈迦(しゃか)が悟りを開いたと伝える。