にわか‐きょうげん【俄狂言】
素人が、宴席や街頭で即興に演じたこっけいな寸劇。江戸中期から明治にかけて流行。座敷で行う座敷俄、屋外で行う流し俄などがあり、大阪俄・博多俄などが有名。のちに職業として、寄席で、道具・鳴り物入りで...
にわ‐かぐら【庭神楽】
舞台を設けず、庭にかがり火をたいて奏する神楽。
にわか‐ごしらえ【俄拵え】
にわか仕立て。急ごしらえ。「—の料理」
にわか‐ごと【俄事】
急な出来事。「—にて侍る上、おりふし無勢にて」〈古活字本保元・上〉
にわか‐し【俄師】
俄狂言を職業とする人。
にわか‐しばい【俄芝居】
俄狂言の芝居。
にわか‐じこみ【俄仕込み】
1 商品を必要になってから急いで仕込むこと。また、その商品。 2 間に合わせるために大急ぎで覚えること。また、そのもの。「—の英会話」「—の隠し芸」
にわか‐じたて【俄仕立て】
間に合わせるために急につくること。「—のチーム」
にわか‐だいじん【俄大尽】
「俄分限(にわかぶげん)」に同じ。
にわか‐ちょうじゃ【俄長者】
「俄分限(にわかぶげん)」に同じ。