ヌクレアーゼ【nuclease】
核酸を加水分解する酵素の総称。リボヌクレアーゼ・デオキシリボヌクレアーゼなど。
ヌクレオカプシド【nucleocapsid】
ウイルス粒子の中心にある核酸とそれを取り囲むカプシドのこと。 [補説]ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスなどは、ヌクレオカプシドがさらにエンベロープと呼ばれる外膜で覆われている。
ヌクレオシド【nucleoside】
プリン塩基またはピリミジン塩基と糖が結合した化合物。アデノシン・グアノシン・ウリジンなどがあり、核酸の構成成分。
ヌクレオソーム【nucleosome】
核たんぱく質の構造体。染色体の基本構成単位で、8個のヒストンからなる芯(しん)にDNAが2回巻き付いたもの。
ヌクレオチド【nucleotide】
ヌクレオシドの糖部分に燐酸(りんさん)が結合した化合物。核酸はこれが多数重合したポリヌクレオチドで、補酵素の構成成分にもなっている。アデニル酸・グアニル酸など。