盗人(ぬすびと)の逆恨(さかうら)み
泥棒が自分の悪事はたなに上げて、捕らえた人や被害者を恨むこと。
盗人(ぬすびと)の隙(ひま)はあれども守(まも)り手(て)の隙(ひま)はない
盗人はころあいを見て盗みにはいるから余裕があるが、番をするほうは少しも気を緩めるときがない。盗人は防ぎようがないことのたとえ。
盗人(ぬすびと)の昼寝(ひるね)
盗人が夜の稼ぎに備えて昼寝をすること。何をするにも思わくがあることのたとえ。
ぬすびと‐はぎ【盗人萩】
マメ科の多年草。山野に生え、高さ60〜120センチ。基部はやや木質化する。葉はまばらにつき、3枚の長卵形の小葉からなる複葉。夏から秋にかけ、淡紅色、まれに白色の蝶形の花が咲く。豆果のさやはふつう...
ぬすびと‐やど【盗人宿】
盗賊の足だまりとなる宿や家。
盗人(ぬすびと)を捕(と)らえて見(み)れば我(わ)が子(こ)なり
事が意外で、どうしてよいかその処置に迷うことのたとえ。また、親しい間柄でも気を許せないたとえにいう。
盗人(ぬすびと)を見(み)て縄(なわ)を綯(な)う
「泥棒(どろぼう)を捕らえて縄を綯う」に同じ。