ぬすっ‐と【盗人】
「ぬすびと」の音変化。
盗人(ぬすっと)猛猛(たけだけ)しい
盗みをしながら平気でいたり、悪事をとがめられて逆に居直ったりすることをののしっていう語。ぬすびと猛々しい。
ぬすっと‐ねこ【盗人猫】
「泥棒猫(どろぼうねこ)」に同じ。
ぬす‐と【盗人】
「ぬすびと1」に同じ。「嘘は云わん、—はせん男と云う事が」〈蘆花・思出の記〉
ヌストルテ【(ドイツ)Nußtorte】
《ヌスは木の実の意》クルミなどのナッツ類を使ったケーキ。ドイツやスイスなどでつくられる。
ぬす‐びと【盗人】
1 他人の所有物を盗み取る者。盗賊。どろぼう。ぬすっと。ぬすと。 2 人をののしっていう語。ぬすっと。「かぐや姫てふ大—の奴が」〈竹取〉
ぬすびと‐こんじょう【盗人根性】
盗みを働く者のもつ、ずるくていやらしい性質。
ぬすびと‐じょうご【盗人上戸】
1 酒も甘い物も好む人。両刀遣い。 2 酒を多量に飲んでも顔やようすに酔いの現れないこと。また、その人。「当飲はげに—」〈読・八犬伝・三〉
盗人(ぬすびと)猛猛(たけだけ)しい
「ぬすっと猛猛しい」に同じ。
盗人(ぬすびと)に追(お)い
「盗人に追い銭」に同じ。「それは—といふものなり」〈浮・胸算用・一〉