ぬ‐ばかま【奴袴】
《指貫(さしぬき)に「袴奴」の字を用いたのを逆にし、誤読したもの》指貫(さしぬき)の異称。「烏帽子直衣に—の稜(そば)取り」〈盛衰記・六〉
ぬ‐ばかり
[連語] 《打消しの助動詞「ず」の連体形+副助詞「ばかり」》動詞の未然形に付く。…ないだけ。…ないほど。「桜花折りて見しにも変はらぬに散ら—ぞしるしなりける」〈新古今・雑上〉 《完了の助動詞...
ぬば‐たま【射干玉】
ヒオウギの種子。丸くて黒い。うばたま。むばたま。
ぬばたま‐の【射干玉の】
[枕] 1 「ぬばたま」のように黒い意から、「黒」「夜」「夕」「宵」「髪」などにかかる。うばたまの。むばたまの。「—黒髪山を朝越えて」〈万・一二四一〉 「—夜のふけゆけば」〈万・九二五〉 2 夜...
ヌバック【nubuck】
牛・羊などの表皮を削って毛羽立たせ、ビロードのような質感をもたせた革素材。