ねつでん‐そし【熱電素子】
金属や半導体の中で熱エネルギーと電気エネルギーが相互に変換する現象(熱電効果)を利用した素子の総称。温度差によって電流を発生させるゼーベック素子、電流によって熱の発生や吸収を発生させるペルティエ...
ねつでん‐たい【熱電堆】
熱電対(ねつでんつい)を多数直列につなげたもの。わずかな温度差でも大きな起電力が得られる。放射計などに使用。熱電対列。サーモパイル。
ねつ‐でんたつ【熱伝達】
⇒伝熱
ねつでん‐つい【熱電対】
2種の金属線の両端を接続して、ゼーベック効果による熱起電力が生じるようにした回路。白金対白金ロジウム、銅対コンスタンタンなどの組み合わせが用いられる。
ねつでんつい‐おんどけい【熱電対温度計】
熱電対に生じる熱起電力を利用した温度計。
ねつでん‐ついれつ【熱電対列】
⇒熱電堆
ねつ‐でんどう【熱伝導】
熱が物体中を伝わって高温部から低温部に移動する現象。伝導伝熱。
ねつでんどう‐かねつ【熱伝導加熱】
⇒伝導加熱
ねつでんどう‐グリース【熱伝導グリース】
コンピューターのCPUなどの放熱を促すグリース。CPUと金属製のヒートスプレッダーまたはヒートシンクの間に塗布し、隙間を埋めることで熱伝導率を高める。主成分はシリコーンで、銀などの金属粒子を含む...
ねつでんどう‐ざいりょう【熱伝導材料】
熱伝導率が高く、機器などからの放熱を促すために用いられる材料。金属のほか、熱伝導グリースやグラファイトシートなどが知られる。サーマルインターフェースマテリアル(TIM)。サーマルインターフェース...