ねん‐し【年始】
1 年のはじめ。年頭。年初。「年末—」 2 新年を祝うこと。また、新年のあいさつ。年賀。「—の客」《季 新年》
ねん‐し【年歯】
とし。よわい。年齢。としは。「主人(あるじ)は—五十有余」〈魯庵・社会百面相〉
ねん‐し【念紙】
日本画で、下絵を本紙または壁や板に写しとるときに用いる紙。木炭の粉末やベンガラなどを和紙の裏に塗ったもので、下絵と画面との間に入れ、下絵の輪郭をたどって転写する。
ねん‐し【撚糸】
糸を1本または2本以上そろえて撚(よ)りをかけること。また、その糸。
ねん‐しき【年式】
自動車などの、製造年による型。「古い—の車」
ねんし‐じょう【年始状】
「年賀状」に同じ。《季 新年》
ねんし‐まわり【年始回り】
新年のあいさつのために、長上・知人などの家々を回ること。
ねん‐しゃ【念写】
心霊現象の一。心の中で念じることによって、写真乾板やフィルムに感光させたり、映像を出現させたりすること。
ねん‐しゃ【念者】
《「ねんじゃ」とも》いろいろ気をくばって物事をする人。念入りな人。
ねん‐しゃく【年爵】
年給の一。平安時代以降、上皇・三后(さんこう)・東宮・親王などの所得とするために、毎年一定数の叙爵希望者を募って推薦させ、名目だけの従五位下に叙して、叙任された者にその叙料を納めさせた制度。