のう‐てい【嚢底】
1 袋の底。「—に秘する」 2 財布の底。「—無一文」
のう‐てい【脳底】
1 記憶や印象が保持されている場所を比喩的にいう語。脳の奥底。「—に刻まれた風景」 2 脳の底面。脳を下から見上げたときに見える部分。
のう‐ていおんりょうほう【脳低温療法】
脳に傷害を受けた患者の体を冷やすことによって脳の保護・蘇生を図る治療法。脳の温度を低下させることで代謝を抑制し、脳細胞の壊死を防ぐ。蘇生後脳症・脳血管障害・頭部外傷・新生児仮死などに適用される。
のうてい‐どうみゃく【脳底動脈】
左右一対の椎骨動脈が延髄と橋(きょう)の境界付近で合流し、橋の上部で左右の後大脳動脈に分岐するまでの1本の動脈。脳幹や小脳に栄養を供給する。BA(basilar artery)。
のうていぶいじょうけっかんもう‐しょう【脳底部異常血管網症】
⇒ウィリス動脈輪閉塞症
のう‐てき【能笛】
⇒能管(のうかん)
のう‐てん【脳天/脳巓】
頭のてっぺん。脳頂。
脳天(のうてん)から声(こえ)を出(だ)・す
かん高い声を出す。
のう‐てんき【能天気/能転気】
[名・形動]軽薄でむこうみずであること。のんきでばかげていること。また、そのさまや、そのような人。「—な人物」 [補説]「脳天気」とも書く。