の・ける【退ける/除ける】
[動カ下一][文]の・く[カ下二] 1 そこから他の場所へ移したり、行かせたりする。しりぞける。「道に積もった雪を—・ける」「人を—・けて密談する」 2 取りのぞく。除外する。「不良品を—・ける...
ディオラマ【(フランス)diorama】
《「ジオラマ」とも》 1 立体模型。ミニチュアの人物や物と背景とを組み合わせ、ある場面を立体的に現すもの。 2 遠近法を用いた背景画の前に人物・動物などの立体模型を置いて照明し、窓からのぞくと現...
どうま‐ごえ【胴間声】
調子はずれの濁った太い声。胴声。「人の顔をのぞくものや、—に歌うものや」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
てき‐じょ【滌除】
1 洗いのぞくこと。 2 抵当権のついた不動産の所有権・地上権・永小作権を取得した第三者が、抵当権者に一定の金額を支払いまたは供託して抵当権を消滅させること。
とり‐の・ける【取り除ける】
[動カ下一][文]とりの・く[カ下二] 1 そこから取ってなくす。とりのぞく。「障害物を—・ける」 2 取り出して別にする。「予約の分を—・ける」
猫(ねこ)を追(お)うより魚(さかな)をのけよ
猫を追い払うよりも魚を取りのぞくほうがよい。末梢(まっしょう)的なことにこだわるのではなく、根本を正すべきだということ。猫を追うより皿を引け。
トンネル‐ブック【tunnel book】
中央をくり抜いた額縁状の絵を重ね、蛇腹に綴じたクラフト絵本。蛇腹を伸ばし、一方向からのぞくと遠近感のある構図が楽しめる。→起こし絵
網(あみ)無(な)くて淵(ふち)をのぞくな
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》網の用意がなくては、淵をのぞいても魚はとれない。十分な努力や用意なしには成功はおぼつかないことをいう。網持たずに海をのぞくな。