まぐ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぐ・る[ラ下二]道に迷う。「山なんぞは越さねえで爰(ここ)まで—・れてきたのだあ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
また【又/亦/復】
[副] 1 前にあったことがもう一度繰り返されるさま。ふたたび。「あした—来ます」「いつか—お話を聞かせてください」「—失敗した」 2 ほかのものと同じ状態にあるさま。ひとしく。同じく。「息子...
ま‐ま【間間】
[副]頻繁ではないが、時々現れるさま。時おり。「こういう失敗は—あるものだ」 [名]物と物とのあいだ。あいだあいだ。「—に皆一律を盗めるに」〈徒然・二一九〉
ま‐だに【真蜱】
マダニ科のダニの総称。ダニ類中最大で、体長1.5〜8ミリ。体は扁平であるが、吸血後は膨らんで1センチ以上にもなり、満腹するまで離れない。多くの哺乳類に寄生し、人につくこともある。日本紅斑熱やSF...
見(み)て見(み)ぬ振(ふ)りを◦する
実際には見ていたのだが、見ていなかったように振る舞う。また、とがめないで見逃す。「困っている人がいるのに、—◦することはできない」
ムーラン‐ルージュ【(フランス)Moulin-Rouge】
《赤い風車の意》 パリのレビュー劇場。1889年にダンスホールとして開場、フレンチカンカンなどのショーで人気を博した。のちミュージックホールに変わり、1929年に映画館となった。現在、併設のダ...
やく‐どし【厄年】
俗信で、災難や障りが身に降りかかるおそれが多いので、万事に気をつけなければならないとする年齢。多く、男の25歳・42歳、女の19歳・33歳をいい、特に、男の42歳と女の33歳は大厄(たいやく)と...
ものを
[接助]《「ものを」から》活用語の連体形に付く。 1 愚痴・恨み・不平・不満・反駁(はんばく)などの気持ちを込めて、逆接の確定条件を表す。…のに。…けれども。「これほど頼んでいる—、なぜ引き...
もので
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「で」から》活用語の連体形に付く。原因・理由を表す。…ものだから。…ので。「時間がない—、失礼する」「途中、事故があった—、遅れてしまった」 [補説]「で」は断...
もん
《「もの」の音変化》 [接助]「もの」に同じ。「実力があるんだ—、合格するにきまってるよ」 [終助]「もの」に同じ。「だって教えてくれなかったのだ—」「無理なこと言うんです—」