じょう‐にん【浄人】
在俗のままで寺に住み、僧たちに仕える者。また、寺で働く人。
掌上(しょうじょう)に運(めぐ)らす
《「孟子」公孫丑から》手のひらの上で物を転がすことから転じて、自由にあやつる、思いのままに行う。
じょうへいてんぎょう‐の‐らん【承平天慶の乱】
承平・天慶年間(931〜947)に起こった、平将門(たいらのまさかど)の反乱と藤原純友(ふじわらのすみとも)の反乱。将門は関東に勢力を伸ばしたが、天慶3年(940)敗死、純友は瀬戸内海で反乱を起...
じょうねい‐でん【常寧殿】
平安京内裏十七殿の一。貞観殿の南、承香殿(しょうきょうでん)の北にあった。皇后・女御の居所で、五節舞(ごせちのまい)も行われた。五節殿。后町(きさいまち)。
小人(しょうじん)罪(つみ)無(な)し玉(たま)を懐(いだ)いて罪(つみ)有(あ)り
《「春秋左伝」桓公一〇年から》つまらない人間でも、本来のままなら罪を犯すことはないのに、身分不相応の財宝を持つと罪を犯すようになる。
しょうしつ‐ほう【詳悉法】
修辞法の一。事物のありのままを綿密に叙述する方法。
じゅん‐の‐まい【順の舞】
席にいる者が順に舞をまうこと。また、その舞。「我を覚えぬ程の酔のまぎれに—の芸づくし」〈浮・桜陰比事・一〉
じょ【如】
[常用漢字] [音]ジョ(漢) ニョ(呉) [訓]ごとし しく もし 〈ジョ〉 1 そのとおり。…のごとく。「如上」 2 状態を表す語に添えて調子を助ける語。「晏如(あんじょ)・欠如・突如・躍...
じょう‐ぎ【情偽】
1 まことと、いつわり。「またよしやその間に—があるとしても」〈鴎外・最後の一句〉 2 ありのままのようす。「人間日常の—をして読者の心胸に了然としてまた事実に相違せる考思なからしむるにあり」〈...
しょう【正】
[名] 1 本当であること。「つくろいなき—の処」〈一葉・ゆく雲〉 2 律令制で、諸司の長官。 3 位階を上下に分けたもののうち、上の階級の称。「—一位」⇔従(じゅ)。 4 ふつう、時間や量を...