はく‐ま【白麻】
1 白い麻の布。 2 《中国、唐代に詔勅に白い麻の紙を用いたところから》天子の勅書。 3 紙の異称。〈日葡〉
はく‐ま【白魔】
恐ろしい被害をもたらす大雪を魔物にたとえた語。「北日本一円が—に襲われる」 [補説]作品名別項。→白魔
はくま【白魔】
《原題The White Devil》ウェブスターの戯曲。1612年、ロンドンにて初演。16世紀にイタリアで実際に起きた殺人事件を題材とする悲劇。
はく‐まい【白米】
玄米をついて糠(ぬか)や胚芽(はいが)を取り除いた米。精米。精白米。
はくまい‐じょう【白米城】
落城伝説で、山上の城が敵に囲まれて水を断たれるが、白米を水に見せかけ、馬に浴びせたり馬の脚を洗ったりして、水に困っていないことをよそおう話。伊達政宗が攻めた仙台の高森山の城をはじめとして、全国各...
はくまい‐びょう【白米病】
白米を常食とするために起こるビタミンB1欠乏症。脚気(かっけ)の類。
はく‐まく【薄膜】
うすい膜。うすまく。「—トランジスター」⇔厚膜。 [補説]多く、生物の器官などを覆うものは「うすまく」、蒸着などにより作られる化学的なものは「はくまく」と読む。
はくまく‐アイシー【薄膜IC】
《thin film IC》シリコンウエハーの基板上に、蒸着やフォトリソグラフィー技術により多数の回路素子を配する集積回路。通常のIC・LSI・VLSIを指す。厚膜ICに比べ、格段に集積度を高め...
はくまく‐かいろ【薄膜回路】
⇒薄膜IC
はくまく‐しゅうせきかいろ【薄膜集積回路】
《thin film IC》⇒薄膜IC