はし‐づめ【橋詰(め)/橋爪】
橋が終わっている所。橋のきわ。
はし‐てんま【端伝馬】
「端舟(はしぶね)」に同じ。
ハシディズム【Hasidism】
18世紀中ごろに起こったユダヤ教の神秘主義的運動。イスラエル=ベン=エリエゼルがウクライナ地方で創始。
はじとみ【半蔀】
《「はしとみ」とも》謡曲。三番目物。内藤藤左衛門作。紫野(むらさきの)雲林院の僧が五条辺りを訪ねると、夕顔のからまる半蔀を押し上げて女が現れ、光源氏と夕顔の上のことなどを語る。
はしどい
モクセイ科の落葉小高木。山地に生え、樹皮は灰白色、葉は広卵形。5、6月ごろ、白色の小花が円錐状に密生して咲く。きんつくばね。
はしど‐しん【橋戸信】
[1879〜1936]野球選手・新聞記者。東京の生まれ。早大の遊撃手として活躍し、明治38年(1905)日本初の米国遠征に参加。帰国後は橋戸頑鉄(がんてつ)の筆名で各紙に野球批評を執筆する。昭和...
はし‐どの【橋殿】
谷や道などの上に、橋のように、架け渡してつくってある屋形。「—に局(つぼね)をしてゐて、よろづの事を言ひかはしけり」〈大和・一二二〉
はし‐なく【端無く】
[副]何のきっかけもなく事が起こるさま。思いがけなく。偶然に。「越し方、行末の事、—胸に浮び」〈樗牛・滝口入道〉
はしなく‐も【端無くも】
[副]「端無く」の詠嘆をこめた言い方。「—出版物が好評をもって迎えられる」
橋(はし)に逢(あ)いては須(すべから)く馬(うま)を下(くだ)るべし渡(と)を過(す)ぎては船(ふね)を争(あらそ)う莫(なか)れ
《「侯鯖録」から》橋に差し掛かったなら馬を下りて引いて渡れ、渡し場では先を争って船に乗ってはならない。旅行中は危険なことをしないで注意せよというたとえ。