はしら‐ぬき【柱貫】
柱の頭部を横に貫く材。頭貫(かしらぬき)。
はしら‐びき【柱引き】
船の帆柱を起こしたり倒したりするために用いる綱。引き手。先手(さきて)。
はしら‐ま【柱間】
柱と柱との間隔。また、その空間。
はしら‐まつ【柱松】
1 一端を地中に埋めて庭上に立てて用いるたいまつ。はしらたいまつ。たちあかし。たてあかし。 2 盆の火焚き行事の一。柱の上に柴などをとりつけておき、下から小さいたいまつを投げて点火させる。投げた...
はしら‐もち【柱餅】
長崎地方で、暮れの餅つきのときに、最後の一臼(うす)の餅を家の柱に打ちつけておき、正月15日、左義長(さぎちょう)の火にあぶって食べる風習。
はしら‐よせ【柱寄せ】
柱に寄せ添えた長い材。柱と格子や妻戸とのすきまをふさいだり、蔀戸(しとみど)・遣戸(やりど)などの戸当たりとしたもの。
はしら‐わり【柱割(り)】
建物を建てるとき、柱の間隔・配置・寸法などを決めること。
はしり【走り】
1 走ること。また、走り方。「安定した—のランナー」「球の—がよい」 2 滑らかに動くこと。また、そのぐあい。「戸の—をよくする」「筆の—がよい」 3 野菜・果物・魚などの、出回り期の最初に出る...
はしり‐い【走り井】
清水が勢いよくわき出て流れる泉。「落ち激(たぎ)つ—水の清くあればおきては我は行きかてぬかも」〈万・一一二七〉
はしり‐うま【走り馬】
1 競馬(けいば)。また、競馬用の馬。くらべうま。「舞人は十人、—十匹」〈宇津保・春日詣〉 2 急使の乗る馬。早馬(はやうま)。「京よりの—と言へば、何ごとならんと驚きながら」〈増鏡・三神山〉