はすとかたな【蓮と刀】
橋本治による男性論。副題「どうして男は“男”をこわがるのか?」。昭和57年(1982)刊行。フロイト、ユング、夏目漱石などを題材として、日本の男性社会を批評する。題名は米国の文化人類学者ベネディ...
斜(はす)に構(かま)・える
「斜(しゃ)に構える」に同じ。
はす‐ね【蓮根】
1 ハスの地下茎。れんこん。はす。 2 小児にできる瘡(かさ)の一種。「少しの—の跡、人の目に掛かる程にはなきに」〈浮・諸艶大鑑・六〉
はす‐の‐いと【蓮の糸】
「はすいと」に同じ。「—にて織れる袈裟(けさ)なり」〈発心集〉
はす‐の‐うてな【蓮の台】
仏・菩薩(ぼさつ)の座る蓮の花の台座。また、極楽浄土に往生した者が座るという蓮の花の座。蓮台(れんだい)。はちすのうてな。
はす‐の‐は【蓮の葉】
1 ハスの、ほぼ円形をした葉。はすは。 2 「蓮の葉物」に同じ。「麁相(そさう)な道具を—といふごとく」〈浮・好色貝合〉
はすのは‐あきない【蓮の葉商ひ】
短期間だけ売れる季節季節の品物を商うこと。際物(きわもの)商売。はすはあきない。「桃や柿や梨(あり)の子(み)、これぞ—」〈浮・二十不孝・五〉
はすのは‐かずら【蓮の葉葛】
ツヅラフジ科の常緑多年生の蔓植物(つるしょくぶつ)。海岸付近に自生。葉はハスに似て広卵形。雌雄異株。夏から秋、淡緑色の小花をつけ、実は熟すと朱紅色。いぬつづら。やきもちかずら。
はすのは‐がい【蓮の葉貝】
タコノマクラの別名。
はすのは‐ぎり【蓮の葉桐】
ハスノハギリ科の常緑高木。小笠原や沖縄の海岸にみられ、樹皮は灰白色。葉は卵形で革質。淡黄緑色の花が咲き、苞(ほう)に包まれた黒い実を結ぶ。防風林などとする。