はす【斜】
ななめ。はすかい。「道を—に横切る」
はす【蓮】
《「はちす」の音変化》ハス科の水生の多年草。根茎は節が多く、晩秋に末端部が肥厚し、蓮根(れんこん)といい、食用。葉は円形で長い柄をもち水上に出る。夏、水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・白色などの大き...
はす【鰣】
1 コイ科の淡水魚。全長約30センチ。オイカワに似るが、口が「へ」の字形で大きく、小魚や昆虫を捕食。琵琶湖の淀川水系、福井県の三方湖、木曽川・利根川水系などに生息。食用。けたばす。はそ。《季 夏...
は・す【馳す】
[動サ下二]「はせる」の文語形。
は・す【破す】
[動サ変] 1 破る。こわす。「不吉祥を—・して吉祥と成しぬ」〈今昔・一・六〉 2 他の説を言い破る。論破する。「邪見を—・すべし」〈三帖和讃〉
は‐すい【破水】
[名](スル)胎児や羊水の入っている卵膜が破れ、羊水が排出されること。ふつう分娩に際して起こる。 [補説]書名別項。→破水
はすい【破水】
南木佳士の処女小説。昭和56年(1981)、第53回文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。
はす‐いけ【蓮池】
ハスの生えている池。《季 夏》
はす‐いと【蓮糸】
ハスの繊維で作った糸。俗に、極楽往生の縁を結ぶという。はすのいと。
はす‐いも【蓮芋】
サトイモ科の多年草。全体はサトイモに似て、塊根は小さくて食用にならないが、長い葉柄は食用。暖地で栽培される。しろいも。