そんざいとむ【存在と無】
《原題、(フランス)L'Être et le Néant》サルトルの哲学書。1943年刊。無神論的実存主義の原典といわれ、存在するものはすべて善とするキリスト教的存在論を否定した画期的な著作。特...
たいえき‐の‐ふよう【太液の芙蓉】
《白居易「長恨歌」から》太液に咲く蓮(はす)の花。美人の顔にたとえる。
だいふく‐ちょうじゃ【大福長者】
非常に富裕な人。大金持ち。「この邦綱卿は—にておはすれば」〈平家・五〉
だいはつねはんぎょう【大般涅槃経】
小乗経典。3巻。法顕(ほっけん)訳。釈迦の入滅前後のことを記したもの。 大乗教典。原典は失われ、北涼の曇無讖(どんむせん)訳の40巻本(北本)と、これを慧厳らが修正した36巻本(南本)とがあ...
たいせき‐だんせい【体積弾性】
物体の体積変化に伴って現れる弾性。ピストン筒内で圧縮された気体が元に戻ろうとするなど。流体の弾性はすべてこれである。→形状弾性
とび‐いか【鳶烏賊】
アカイカ科の頭足類。全長約30センチ。熱帯・亜熱帯に分布。海上を飛ぶことがある。沖縄ではするめにする。
ドロミティ‐さんち【ドロミティ山地】
《Dolomiti》イタリア北部、南チロル地方の山岳地帯。アルプス東部に属し、最高峰マルモラーダ山(標高3342メートル)をはじめ、2000〜3000メートル級の山々が連なる。名称はフランスの地...
ひかりこうし‐どけい【光格子時計】
原子時計の一種。レーザー光を格子状に配し、絶対零度に近い数マイクロケルビンという極低温に冷却した100万個程度の原子気体をその格子に閉じ込め、原子が発する電磁波の振動数の測定誤差を小さくすること...
はちす‐ば【蓮葉】
ハスの葉。「—の濁りにしまぬ心もて何かは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉
はちす‐の‐ざ【蓮の座】
「蓮(はす)の台(うてな)」に同じ。「後の世には同じ—をも分けむ」〈源・御法〉