はせ‐ちが・う【馳せ違う】
[動ワ五(ハ四)]あちらこちらへと入り乱れて走って行く。「人の—・うプラットフォオムを見ていた」〈鴎外・青年〉
はせ‐ちら・す【馳せ散らす】
[動サ四]全速力で馬を駆けさせる。「用経は、馬に乗りて、—・して殿に参りて」〈宇治拾遺・二〉
ハセップ【HACCP】
《hazard analysis critical control point》⇒ハサップ(HACCP)
はせ‐つ・く【馳せ着く】
[動カ四]走って着く。馬を走らせて到着する。「狐を捕へたる所に—・きたれば」〈今昔・二六・一七〉 [動カ下二]「はせつける」の文語形。
はせ‐つ・ける【馳せ着ける】
[動カ下一][文]はせつ・く[カ下二]走って到着する。大急ぎでかけつける。「女子達が—・けた」〈鴎外・渋江抽斎〉
はせ‐でら【長谷寺】
奈良県桜井市初瀬(はせ)にある真言宗豊山(ぶざん)派の総本山。山号は豊山。西国三十三所第8番札所。天武天皇の時代に道明が開創と伝える。東大寺、ついで興福寺の末寺であったが、度々の火災ののち、安...
はせ‐の‐だいぶつ【長谷の大仏】
鎌倉の大仏の異称。
はせ‐まわ・る【馳せ回る】
[動ラ五(四)]走りまわる。駆けまわる。また、馬で走りまわる。「芝生の上に散開して—・っているのが」〈大仏・帰郷〉
はせ‐むか・う【馳せ向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]走っておもむく。急いで行く。「救助隊が現場に—・う」
はせ‐もど・る【馳せ戻る】
[動ラ五(四)]走って戻る。大急ぎで戻る。「出先から—・る」