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はた・す【果(た)す】
[動サ五(四)] 1 物事を成し遂げる。「約束を—・す」「望みを—・す」 2 その立場としての仕事をみごとにやってのける。「指導的役割を—・す」 3 命を終わらせる。殺す。「—・さずにおくものか...
はた‐すすき【旗薄】
[名]旗のように穂が風になびいている薄。「み雪降る安騎(あき)の大野に—小竹(しの)を押しなべ」〈万・四五〉 [枕]薄の穂の意で、「穂」と同音をもつ「屠(ほふ)る」などにかかる。「大魚のきだ...
はたせる‐かな【果(た)せる哉】
[副]思っていたとおり。案の定。果たして。「—合格した」
はた‐そで【端袖/鰭袖】
袍(ほう)・狩衣(かりぎぬ)・直垂(ひたたれ)などで、袖幅を広くするため、袖口にもう一幅(ひとの)または半幅つけ加えた袖。
はた‐ぞり【端反り】
茶碗・鉢などの口縁が外側に反っているもの。はぞり。
はたた‐がみ【霹靂神】
《はたたく神の意》激しい雷。《季 夏》「—下りきて屋根の草さわぐ/青邨」
は‐たたき【羽撃き】
《「はだたき」とも》はたたくこと。はばたき。「雁が鳴きつつ—をして」〈鴎外・雁〉
はたた・く
[動カ五(四)] 1 旗などが風に吹かれてはたはたと鳴る。はためく。「頭上に—・く旗のそよぎを耳にして」〈蘆花・思出の記〉 2 雷が鳴りとどろく。はためく。「水無月の照り、—・くにも障らず来たり...
は‐たた・く【羽撃く】
[動カ五(四)]鳥が翼を広げて打ち合わす。はばたく。「鳥は憩うが如く見えしが、俄に—・く勢に」〈鴎外訳・即興詩人〉
はたたて‐だい【旗立鯛】
チョウチョウウオ科の海水魚。全長約20センチ。体はほぼ菱形で、白地に幅広い2本の黒色横帯がある。背びれの第4棘(きょく)が長く白い。本州中部以南に分布。