はち‐す【蓮】
1 《果実が蜂巣状をなすところから》ハスの別名。《季 夏》「利根川のふるきみなとの—かな/秋桜子」 2 ムクゲの別名。
はち‐す【蜂巣】
ハチの巣。
はちす‐おり【蜂巣織(り)】
織物の表面に細かいひし形または方形の凹凸を作る織り方。また、その織物。枡(ます)織り。
はちすか【蜂須賀】
姓氏の一。 [補説]「蜂須賀」姓の人物蜂須賀家政(はちすかいえまさ)蜂須賀小六(はちすかころく)蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)
はちすか‐せん【蜂須賀線】
動物地理区の境界線の一。沖縄諸島と八重山諸島の間に引かれる。鳥類の分布の違いに基づき、大正15年(1926)に蜂須賀正氏が提唱し、山階芳麿が命名。この境界の南側では、陸産貝類や淡水性の甲殻類に台...
はち‐すけ【八介】
武家で介(すけ)の通称を名のることを許された八家。秋田城介(出羽)・三浦介(相模)・千葉介(下総(しもうさ))・上総(かずさ)介(上総)・狩野介(伊豆)・井伊介(遠江(とおとうみ))・富樫(とが...
はち‐すずめ【蜂雀】
ハチドリの別名。
はちす‐の‐いと【蓮の糸】
ハスの茎や葉からとれるという糸。極楽往生の縁を結ぶとされる。「この世より—に結ぼほれ西に心のひく我が身かな」〈新続古今・八〉
はちす‐の‐うてな【蓮の台】
「はすのうてな」に同じ。「暁の—いろいろにしみまさるなり糸竹の声」〈夫木・三四〉
はちす‐の‐ざ【蓮の座】
「蓮(はす)の台(うてな)」に同じ。「後の世には同じ—をも分けむ」〈源・御法〉