はちす‐ば【蓮葉】
ハスの葉。「—の濁りにしまぬ心もて何かは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉
はち‐たたき【鉢叩き】
1 空也(くうや)念仏のこと。 2 空也念仏を行いながら勧進すること。また、その人々。江戸時代には門付け芸にもなった。特に、京都の空也堂の行者が陰暦11月13日の空也忌から大晦日までの48日間、...
はちだ‐あみ【八田網】
敷き網の一。浅い袋状の網を2艘(そう)の船で海底近くに敷き広げ、魚が網の上に来たときに引き上げる。イワシ漁などに使われた。
はち‐だい【八代】
八つの王朝・時代。 中国の八つの王朝をいう。 ㋐漢・魏・呉・晋・宋・斉・梁・陳の称。「—詩選」 ㋑晋・宋・斉・梁・陳・周・隋・唐の称。「—史」 ㋒後漢・魏・晋・宋・斉・梁・陳・隋の称。 ...
はち‐だいか【八大家】
唐宋(とうそう)八家のこと。
はちだい‐しゅう【八代集】
古今和歌集以下、平安初期から鎌倉初期までの八つの勅撰和歌集の総称。古今和歌集・後撰和歌集・拾遺和歌集・後拾遺和歌集・金葉和歌集・詞花和歌集・千載和歌集・新古今和歌集。
はちだいしゅうしょう【八代集抄】
江戸前期の注釈書。108巻50冊。北村季吟著。天和2年(1682)刊。八代集の本文を校定し、歌集の解題、各歌の略解、作者の略伝を記述したもの。
はち‐だいじごく【八大地獄】
熱気で責め苦しめられる8種の地獄。等活・黒縄(こくじょう)・衆合(しゅごう)・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻(無間(むけん))の八地獄。八熱地獄。八大奈落。→地獄1
はち‐だいタイトルせん【八大タイトル戦】
将棋のタイトル戦。竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦・叡王(えいおう)戦の八つ。リーグ戦またはトーナメント戦で挑戦者を決め、タイトル保持者と五番または七番勝負を行い、勝ち越し...
はち‐だいどうじ【八大童子】
密教で、不動明王の使者である八人の童子。慧光(えこう)・慧喜・阿耨達(あのくだつ)・指徳・烏倶婆迦(うぐばか)・清浄・矜羯羅(こんがら)・制吒迦(せいたか)の八童子。八大金剛童子。