はな‐かい【花会】
《「はながい」とも》 1 職人・博徒などが知人から金を得るために回状をまわして催す会。 2 小唄・浄瑠璃・踊りなどの名広めの会。
はな‐かいらぎ【花鰄/花梅花皮】
刀剣の装飾に用いる鮫皮の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の突起がまじっているもの。→鰄(かいらぎ)
はな‐かえで【花楓】
1 カエデの花。《季 春》 2 ハナノキの別名。
はな‐かがり【花篝】
夜桜を観賞するために焚くかがり火。京都祇園(ぎおん)のものが有名。《季 春》「二つある我影見えて—/青嵐」
はな‐かくし【鼻隠し】
軒先に出る垂木(たるき)の木口を隠すための横板。
はな‐かけ【鼻欠け】
鼻が欠け落ちていること。
はな‐かげ【花陰】
花の咲いている木の陰。花下陰。
はなかげのはな【花影の花】
平岩弓枝の時代小説。副題「大石内蔵助の妻」。赤穂浪士、大石内蔵助の妻、りくの生涯を描く。平成2年(1990)刊行。第25回吉川英治文学賞を受賞。
はな‐かご【花籠】
1 草花を摘み入れたり、切り花などを盛ったりする籠。はなこ。花筐(はながたみ)。 2 散華(さんげ)を入れる籠。けこ。
はなかごず【花籠図】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の筆による紙本著色の絵画。桔梗や菊、すすき、女郎花(おみなえし)といった秋の草花を投げ込んだ三つの花籠を描いている。乾山晩年の作品と見られている。国指定重要文化...