聞(き)きしに勝(まさ)・る
聞いて予想していた以上に程度がはなはだしい。「—・る大惨事」「—・る豪華なホテルだった」
かたい‐はさんざい【過怠破産罪】
債務者が財産を浪費したり、はなはだしく減少させたりして、債権者に不利益・不平等をもたらす行為で、破産法第375条に規定されているもの。破産手続開始の決定(旧法の破産宣告の確定)によりその罪が成立する。
きゃら‐の‐まくら【伽羅の枕】
香をたく引き出しをつけた木枕。江戸時代、遊女などが用いた。また、はなはだしいぜいたくのたとえにいう。
苛政(かせい)は虎(とら)よりも猛(たけ)し
《「礼記」檀弓下から》苛政の人民への害は、虎の害よりはなはだしい。
きつ・い
[形][文]きつ・し[ク] 1 物事の程度がはなはだしい。「—・い勾配(こうばい)」「日ざしが—・い」 2 鼻や舌などへの刺激が強い。「—・いにおい」「—・い酒」 3 力の入れ方・加わり方が強い...
ぎょう【仰】
[形動]《近世語》程度のはなはだしいさま。仰山(ぎょうさん)。→仰仰(ぎょうぎょう)しい「—にお江戸は賑やかだ」〈黄・栄花夢〉
きょく‐たん【極端】
[名・形動] 1 普通の程度から大きく外れていること。一方にはなはだしくかたよっていること。また、そのさま。「議論が—から—へ走る」「—な言い方」 2 もののいちばんはし。 [派生]きょくたんさ[名]
きょう‐ど【強度】
1 強さの程度。「鉄筋の—」 2 度合い・程度のはなはだしいこと。「—の近視」
きょう‐らん【狂乱】
[名](スル) 1 心が狂い乱れて、異常な言動をすること。「嫉妬で—する」「半—」 2 物事の状態が、はなはだしく異常になること。「地価—」 3 「狂乱物(もの)」の略。
きょう‐せい【匡正】
[名](スル)正しい状態にすること。ただすこと。「かくて貧富の懸隔のはなはだしきを—し」〈河上肇・貧乏物語〉