はま‐な【浜菜】
浜辺に生える、食用の草。「阿胡(あご)の海の荒磯の上に—摘む海人娘子(あまをとめ)らが」〈万・三二四三〉
はまな【浜名】
静岡県浜松市の区。令和6(2024)年1月、浜北区と北区の大半が統合されて成立。
はまな‐く【浜名区】
⇒浜名
はまな‐こ【浜名湖】
静岡県南西部にある汽水湖。もとは淡水湖で、琵琶湖を近淡海(ちかつおうみ)とよぶのに対して遠淡海(とおつおうみ)とよばれた。明応7年(1498)の地震の際の津波により、南部の今切(いまぎれ)で遠州...
はま‐なし【浜梨】
ハマナスの別名。
はま‐なす【浜梨/浜茄子】
バラ科の落葉低木。本州中部以北の海岸の砂地に自生。高さ1〜1.5メートル。枝にとげがあり、葉は楕円形の小葉からなる羽状複葉。春から夏、香りの強い紅色の5弁花を開く。実は扁球形で赤く熟し、食べられ...
ハマナス【Hermanus】
南アフリカ共和国南西部、西ケープ州の町。ケープタウンの東約120キロメートル、大西洋に面する。かつて捕鯨が盛んだったが、現在はホエールウオッチングの名所として知られる。ハルマナス。
はま‐なたまめ【浜鉈豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の多年草。暖地の海辺に自生。茎は横にはい、葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、淡紅紫色の花を穂状につける。豆のさやは大きく、種子は褐色。
はま‐なっとう【浜納豆】
納豆の一種。煮た大豆に麹(こうじ)・小麦粉をまぶして発酵させ、塩汁に漬けたのち乾燥してサンショウ・ショウガなどの香料を加える。浜名湖北岸にある大福寺で作り始めた。浜名納豆。
はま‐なつめ【浜棗】
クロウメモドキ科の落葉低木。暖地の海岸に自生。葉は広卵形。夏、黄緑色の小花が咲き、半球形で広い翼のある実を結ぶ。