はる‐た【墾田】
《「はる」は開墾の意》乾田(かんでん)。沼田・湿田などをいう地方もある。
はる‐たうち【春田打ち】
正月に1年の稲作の過程をまねて実演し、豊作を祈る行事。また、子供たちが村の家々を回り、餅(もち)などをもらい歩く行事。
春(はる)立(た)・つ
春の季節に入る。立春になる。《季 春》「—・つや愚の上に又愚にかへる/一茶」
はる‐たで【春蓼】
タデ科の一年草。畑や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎は紅紫色、葉は長楕円形で表面に黒斑がある。春、紅紫色の萼(がく)をもつ白い小花を穂状につける。はちのじたで。
はるたゆう‐ぶし【春太夫節】
浄瑠璃の宮薗(みやぞの)節の一派。初世宮薗鸞鳳軒(らんぽうけん)の弟子の宮薗春太夫が、寛政4年(1792)江戸へ下って創始した。