はん‐じょう【犯情】
犯罪に至るまでの事情。
はん‐じょう【斑条】
まだらの筋。縞(しま)。
はん‐じょう【煩冗/繁冗】
[名・形動]やたらに多くてわずらわしいこと。また、そのさま。「浩瀚の者は却って—に過ぎ」〈秋水・社会主義神髄〉
はん‐じょう【煩擾】
わずらわしいほど乱れること。ごたごたと乱れること。「胸底の—をじっと押しこらえているにしては」〈里見弴・多情仏心〉
はん‐じょう【繁盛/繁昌】
[名・形動](スル)にぎわい大いに栄えること。また、そのさま。はんせい。「店が—する」「商売—」「どうか二三年の内に、世界中の—な港へおし渡って」〈魯文・安愚楽鍋〉
はんじょう‐そしき【斑状組織】
急冷によってできた細粒の結晶やガラス質からなる石基の中に斑晶が散在する火成岩の組織。火山岩に多い。
はんじょう‐てい【繁昌亭】
大阪市北区にある演芸場。平成18年(2006)開場。上方落語を中心に上演。天満天神繁昌亭。
はんじょうにほんばしべんぎく【繁盛にほんばし弁菊】
青島幸男の自伝的小説。昭和60年(1985)刊。
半畳(はんじょう)を入(い)・れる
芝居で見物人が役者の芸に不満なとき、敷いている半畳を舞台に投げ入れる。転じて、他人の言動に非難やからかいの言葉をかける。半畳を打つ。「友人のスピーチに—・れる」
半畳(はんじょう)を打(う)・つ
「半畳を入れる」に同じ。「見物おけやいおけやいと、声々いふより、半畳五、六枚打ち込むといなや」〈役者論語・佐渡島日記〉