班女(はんじょ)が閨(ねや)
《班婕妤(はんしょうよ)が帝の愛を失ったとき、わが身をもはや不用となった秋の扇にたとえて詩を作ったという「怨歌行」の故事から》男に捨てられた女の寝室。→秋の扇
はん‐じょく【繁縟】
1 種々様々のいろどり。 2 「繁文縟礼(はんぶんじょくれい)」の略。
はん‐じり【半尻】
裾の後ろが前よりも短い狩衣(かりぎぬ)。貴族の子供が着用した。小狩衣。
はん‐じりき【半自力】
南無阿弥陀仏と唱える念仏の「南無」は衆生の自力を表すとする考え方。また、他力本願に任せきれないで、自分の念仏の功徳(くどく)により極楽往生を願い求めること。半他力。
はん・じる【判じる】
[動ザ上一]「はん(判)ずる」(サ変)の上一段化。「昨夜の夢を—・じる」