はんにゃ‐しんぎょう【般若心経】
膨大な般若経の内容を簡潔に表した経典。1巻。漢訳は鳩摩羅什(くまらじゅう)訳など7種あるが、日本では、「色即是空、空即是色」の句のある玄奘(げんじょう)訳が読経用に広く用いられる。般若波羅蜜多心...
はんにゃ‐じ【般若寺】
奈良市般若寺町にある真言律宗の寺。山号は、法性山。舒明天皇元年(629)、高句麗の僧慧潅(えかん)の開創と伝える。十三重石塔・笠塔婆がある。楼門は鎌倉時代遺構で国宝。
はんにゃ‐づら【般若面】
般若の面に似た恐ろしい顔。特に、嫉妬(しっと)に狂う女性の顔をたとえていう。般若顔。はんにゃめん。
はんにゃ‐とう【般若湯】
僧家で、酒のこと。
はんにゃ‐の‐ふね【般若の船】
智慧(ちえ)によって生死の海を渡って彼岸へ至ることを、船にたとえた語。
はんにゃ‐はらみつ【般若波羅蜜】
仏語。六波羅蜜・十波羅蜜の一。最高の智慧(ちえ)を完成させること。完全な智慧。智慧波羅蜜。
はんにゃ‐めん【般若面】
1 「般若2」に同じ。 2 「はんにゃづら(般若面)」に同じ。
はん‐にゅう【搬入】
[名](スル)品物を運び入れること。「展覧会場へ作品を—する」⇔搬出。
はん‐ニュートリノ【反ニュートリノ】
ニュートリノの反粒子。レプトンに属し、電荷が零、スピン半整数(1/2)。弱い相互作用に関与し、電子、μ粒子、τ粒子と対になって現れる3種類のニュートリノ(電子ニュートリノ、μニュートリノ、τニュ...
はん‐にん【半人】
一人前の半分。半人前。