ひ‐すい【淝水】
中国安徽省中部の川。合肥付近を流れる。383年、東晋の謝玄が8万の兵を率い、前秦の苻堅の90万の大軍を破った古戦場。
ひ‐すい【翡翠】
1 カワセミの別名。雄が翡、雌が翠。 2 カワセミの羽の色。美しく光沢のある髪の色などにたとえる。翡翠色。 3 つやのある緑色の硬玉。また、硬玉と軟玉の総称。主に翡翠輝石からなり、美しさをカワセ...
ひす・い
[形][文]ひす・し[ク]《近世上方語》ずるい。けちくさくて抜け目がない。「ひそかに太夫にやったがまし、と—・い了簡」〈浮・色三味線・一〉
ひすい‐いろ【翡翠色】
⇒翡翠2
ひすい‐きせき【翡翠輝石】
輝石の一種。ナトリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。色は白・緑・紫などで半透明。単斜晶系。低温高圧の変成作用を受けてできた結晶片岩などに含まれる。ジェダイト。ジェイダイト。
ひすい‐の‐かんざし【翡翠の髪状】
カワセミの羽のようにつややかで長く美しい髪。みどりの黒髪。「—、今はつけても何かはせさせ給ふべきなれば」〈盛衰記・四四〉
ひ‐すいりょく【比推力】
ロケット燃料などの推進剤の性能を表す指標。単位重量の推進剤を使って得られる推力の力積、すなわち1キログラムの推進剤を使い、1キログラム重の推力を出し続ける秒数で表される。固体ロケットの場合は30...