日(ひ)の入(い)る国(くに)
日の没する所の国。日本から中国を呼んだ称。→日(ひ)没する処(ところ)「住吉の三津に舟乗り直渡(ただわた)り—に遣(つか)はさる我が背の君を」〈万・四二四五〉
ひ‐のう【被嚢】
⇒シスト1
ひのうせい‐ふくまくこうかしょう【被嚢性腹膜硬化症】
腹膜透析を長期間続けることで、腹膜が硬化して腸管に癒着し、腸閉塞の症状を呈する状態。EPS(encapsulating peritoneal sclerosis)。
ひ‐の‐うち【日の中】
1 日のあるあいだ。ひなか。にっちゅう。 2 その日のうち。即日。
非(ひ)の打(う)ち所(どころ)が無(な)・い
少しの欠点もない。完全で、非難する所がない。「することなすこと—・い」
ひのうつわ【悲の器】
高橋和巳の長編処女小説。エリート大学教授がスキャンダルから転落していく様を描く。昭和37年(1962)、第1回文芸賞長編部門受賞。昭和38年(1963)ドラマ化。
ひ‐の‐うみ【火の海】
火が一面に燃え広がっていることを海にたとえていう語。「一帯が—になる」
ひのう‐るい【被嚢類】
尾索類(びさくるい)の旧称。
ひ‐の‐え【丙】
《「火の兄(え)」の意》十干の3番目。へい。
ひのえ‐うま【丙午】
干支(えと)の43番目。この年は火災が多く、また、この年に生まれた女性は気が強く、夫を食い殺すという迷信があった。へいご。