ひ‐まん【肥満】
[名](スル)からだが普通以上にふとること。「—しないように運動する」「—体」 [補説]日本肥満学会では、体重と身長から割り出される体格指数が25.0以上の場合を「肥満」としている。→体格指数
ひまんけいこう‐じ【肥満傾向児】
性別・年齢別・身長別に出した標準体重から求めた肥満度がプラス20パーセント以上の体重の児童をいう。→痩身傾向児 [補説]肥満度=(体重−身長別標準体重)÷身長別標準体重×100
ひまん‐さいぼう【肥満細胞】
結合組織中や血管周囲などに存在し、好塩基性の顆粒(かりゅう)をもつ卵円形の細胞。ヘパリン・ヒスタミンなどを含んでいて、即時型アレルギー反応に重要な役割を果たす。マスト細胞。肥胖(ひはん)細胞。
ひまん‐しょう【肥満症】
脂質代謝異常・高血圧・脂肪肝など肥満に起因する健康障害があるか、またはその発症が予測され、医学的に減量を必要とする状態。