ひめ‐くわがた【姫鍬形】
オオバコ科の多年草。本州中部以北の高山に自生。高さ約10センチ。葉は卵形で、対生。夏、淡紫色の小花をつける。
ひめ‐こまつ【姫小松】
1 ゴヨウマツの別名。 2 正月の初子(はつね)の日に子供たちが遊びに引く小さい松。姫松。《季 新年》「花も何みねにみどりの—/也有」
ひめ‐ごぜ【姫御前】
《「ひめごぜん」の音変化》 1 貴人の娘を敬っていう語。姫君。 2 若い娘。「高いも低いも—は大事のもの」〈浄・丹波与作〉
ひめ‐ごぜん【姫御前】
「ひめごぜ」に同じ。
ひめ‐ごと【秘め事】
隠して人に知らせない事柄。かくしごと。ないしょごと。
ひめ‐さゆり【姫早百合】
ユリ科の多年草。深山に自生し、高さ約40センチ。葉は広披針形で互生。5月ごろ、薄桃色の6弁花が咲く。おとめゆり。
ひめ‐しおん【姫紫苑】
キク科の多年草。暖地の原野に自生し、高さ約60センチ。へら状の葉が互生する。夏、周囲が白、中央が黄色の頭状花をつける。
ひめ‐しま【姫島】
大分県北東部、国東(くにさき)半島北端の沖約5キロメートルにある島。面積7.2平方キロメートル、周囲17キロメートル。最高点は鐘状火山の矢筈(やはず)岳の267メートル。夏は海水浴・キャンプ場で...
ひめ‐しゃが【姫射干】
アヤメ科の多年草。山地のやや乾いた所に生え、シャガに似るが小形。5、6月ごろ紫・黄色をまじえた白色の花が咲く。
ひめ‐しゃくなげ【姫石南花】
ツツジ科の常緑小低木。中部地方以北の高山の湿地に自生。高さ約20センチ。葉は広線形で、裏面は白い。夏、茎の先に壺状の紅色または白色の花を下向きにつける。日光しゃくなげ。