ひも‐と・く【繙く/紐解く】
[動カ五(四)] 1 《書物の帙(ちつ)のひもを解く意》書物を開く。本を読む。「漢籍を—・く」 2 《1から》書物などで調べて真実を明らかにする。「歴史を—・く」 3 衣服の紐、特に、下紐を解く...
ひもと‐み【火元見】
江戸時代、将軍または藩主の命を受けて火事現場に出向き、火元の状況を見届けて報告する役。
ひ‐もの【干物/乾物】
魚介類を干した食品。
ひ‐もの【檜物】
檜(ひのき)の薄板を円形に曲げて作った器。のちには一般にわげものについていう。曲げ物。
ひも‐の‐お【紐の緒】
衣服につけた紐。多く下紐をいう。「白たへの我(わ)が—の絶えぬ間に恋結びせむ逢はむ日までに」〈万・二八五四〉
ひものお‐の【紐の緒の】
[枕]一方の輪に他を入れて紐を結ぶ意から、「入る」「いつがる」にかかる。「何故か思はずあらむ—心に入りて恋しきものを」〈万・二九七七〉
ひもの‐ざいく【檜物細工】
檜・杉などの薄板を曲げて細工物を作ること。また、その細工物。
ひもの‐し【檜物師】
檜物細工の職人。檜物工(ひものだくみ)。
ひも‐むし【紐虫】
紐形(ひもがた)動物の総称。
ひ‐もも【緋桃】
花が濃紅色の桃。ひとう。《季 春》「—咲き畑まっすぐに畝つくる/白葉女」