ひら‐くさ【平草】
テングサ科の紅藻。房総半島以南のやや深い海に産する。長さ約40センチ。紫紅色で、羽状に枝分かれし、平たい。寒天の原料。
ひら‐くび【平首/平頸】
1 馬の首の、両側の平らな所。 2 平侍の首。並の人の首。
ひら‐ぐけ【平絎】
1 ひもや帯に芯(しん)を入れず、平らに仕上がるようにくけること。また、そのひもや帯。 2 「平絎帯」の略。
ひらぐけ‐おび【平絎帯】
帯芯を入れずに平たくくけた幅の狭い男帯。
ひら‐ぐみ【平組】
平打ちの組紐(くみひも)。
ひら‐ぐも【平蜘蛛/扁蜘蛛】
体が平たいクモ。また、ヒラタグモの俗称。
平蜘蛛(ひらぐも)のよう
はいつくばうさま。平身低頭するさま。「—になって謝(あやま)る」
ひらけ【開け】
1 始まり。 2 文明などが進むこと。開化。
開(ひら)け胡麻(ごま)
アラビアの説話「アリババと四十人の盗賊」で、盗賊団の宝をかくした洞窟(どうくつ)の扉(とびら)を開ける呪文(じゅもん)。
ひら‐けさ【平袈裟】
錦(にしき)・金襴(きんらん)・金紗(きんしゃ)を用い、1色で仕立てた七条の袈裟。