すくい‐と・る【掬い取る】
[動ラ五(四)] 1 すくって取る。手のひらやさじなどで、表面に近い部分を取る。「あくを—・る」 2 雑多なものの中から選び取る。注意深くより分ける。「日常の小さな幸福を—・り描いた小説」「弱者...
す‐おう【素襖/素袍】
直垂(ひたたれ)の一種。裏をつけない布製で、菊綴(きくとじ)や胸ひもに革を用いる。略儀の所用で、室町時代は庶民も日常に着用した。江戸時代には形式化して長袴(ながばかま)をはくことが普通になり、大...
すいどう‐ほうしき【水道方式】
算数教育における指導方式の一。最も標準的な問題を先に学習させ、しだいに特殊な問題を解答させていく、筆算中心の学習方式。「一般から特殊へ」の方針を、上水道が貯水池から給水系統に分かれていくことにた...
じんじゃ‐だいしょう【深沙大将】
仏教守護神の一。砂漠で危難を救うことを本誓とする鬼神で、病気をいやし、魔事を遠ざけるという。像は忿怒(ふんぬ)の相をし、全身赤色で左手に青蛇をつかみ、右のひじを曲げて手のひらを上げる。「般若経」...
じんじ‐そう【人字草】
ユキノシタ科の多年草。関東以西の山地に生え、葉は手のひら状に深く切れ込む。秋、白い花が円錐状につく。花びらは5枚で、下の2枚が大きいので「人」字形になる。もみじばだいもんじそう。
しらね‐あおい【白根葵】
キンポウゲ目キンポウゲ科の多年草。深山の樹下に生え、高さ約40センチ。葉は手のひら状に裂け、互生する。夏、紫色の花びら状をした萼(がく)をもつ花を1個開く。日光白根山に多い。はるふよう。やまふよ...
しょっかく‐しょうたい【触覚小体】
触覚を感知する受容体の一つ。皮膚の真皮乳頭にあり、手足の指・手のひら・足の裏などに特に集中している。1852年にドイツの解剖学者ゲオルク=マイスナーが発見した。マイスナー小体。
しろみ‐ざかな【白身魚】
肉の部分が白い魚。タイ・ヒラメ・タラなど。
しろ‐み【白身】
1 肉、特に魚肉の白い部分。また、タイ・ヒラメなど、肉の白い魚。「—の魚」⇔赤身。 2 卵の中身の、黄身(きみ)を包む透明な部分。卵白。 3 材木の、色の白い部分。しらた。
じわっ‐と
[副] 1 物事がゆっくりと表れてくるさま。「感情が—こみあげる」 2 液体がしみ込むさま。また、にじみ出るさま。「手のひらが—汗ばむ」「水が—土の中に吸いこまれていく」