ひろめ【広め/弘め/披露目】
広く一般に知らせること。また、そのあいさつ。披露(ひろう)。「襲名の—をする」 [補説]「披露目」は当て字。
ひろ‐め【広布】
コンブの古名。「尼上の御もとより—といふ物奉り給ひける」〈定頼集・詞書〉
ひろ‐めか・す【閃かす】
[動サ四]《「びろめかす」とも》ひらひらさせる。ひらめかす。「宮の御文と捧(ささ)げて—・す」〈宇津保・蔵開中〉
ひろ‐め・く【閃く】
[動カ四]《「びろめく」とも》 1 雷光などがひらめく。「其の雷(かみ)、ひかり—・き」〈雄略紀〉 2 落ち着きなく動き回る。ふらふらする。「居(ゐ)も定まらず—・きて」〈枕・二八〉
ひろめ‐や【広め屋】
宣伝を業とする人。ちんどん屋。
ひろ・める【広める/弘める】
[動マ下一][文]ひろ・む[マ下二] 1 範囲を広くする。「知識を—・める」「勢力を—・める」 2 広く知られるようにする。広く行われるようにする。普及させる。「名を—・める」「教えを—・める」
ひろ‐もの【広物】
幅の広い物。→鰭(はた)の広物
ひろ‐やか【広やか】
[形動][文][ナリ]広々としているさま。ひろらか。「—な庭」
ひろ‐らか【広らか】
[形動ナリ]「ひろやか」に同じ。「鮨鮎の大きに—なるを」〈今昔・二八・二三〉
ひろ・る【広る】
[動ラ四]広がる。「其(し)が葉の—・り坐(いま)すは大君ろかも」〈記・下・歌謡〉