ナーシク【Nasik】
インド西部、マハラシュトラ州の都市。ムンバイの北東約170キロメートル、ゴダバリ川沿いに位置する。ラーマーヤナゆかりの地であり、ヒンズー教の聖地としても知られる。川沿いの沐浴場で、12年に一度、...
ナーランダ【Nalanda】
スリランカ中部にある仏教遺跡。8世紀頃に南インドの建築様式で建てられた石造の仏殿がある。ヒンズー教の影響が色濃く残り、同国では珍しい男女の交合の浮き彫りなどが見られる。またセイロン島のほぼ中心に...
ネパール【Nepal】
ヒマラヤ山脈中部南麓を占める国。正称、ネパール連邦民主共和国。首都カトマンズ。北は中国チベット自治区に、南はインドに接する。エベレスト・マナスルなどの高峰があり、登山で知られる。農耕・牧畜を主産...
ハリドワール【Haridwar】
インド北部、ウッタラカンド州の都市。ガンジス川上流部、山地から平野部に流出する地点に位置する。古くから同国有数のヒンズー教の聖地として知られ、川沿いに沐浴場が並ぶ。12年に一度、ヒンズー教の大祭...
ハレビート【Halebid】
インド南部、カルナータカ州の町。12世紀前半から14世紀前半にかけて同州南部を支配した、ホイサラ朝の都ドワラサムドラがあった。12世紀に王室寺院として建立されたホイサレーシュワラ寺院は、ホイサラ...
はん‐おう【藩王】
インド帝国にあった。大小の藩王国の君主。ヒンズー系はマハラジャ・ラージャ・タークルなどと、ムスリム系はナワーブ・ワーリーなどの尊称で呼ばれた。
ハンピ【Hampi】
インド南部、カルナータカ州の町。ツンガバドラ川沿いに位置する。14世紀半ばから16世紀半ばにかけて栄えたビジャヤナガル王国の都が置かれた。多くのヒンズー教寺院、宮殿、水道橋、階段井戸などが点在す...
バイクンタペルマール‐じいん【バイクンタペルマール寺院】
《Vaikunta Perumal Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市カンチプラムにあるヒンズー教寺院。パラッバ朝時代の8世紀に建立され、チョーラ朝およびビジャヤナガル朝時代に増改築...
バイヨン【Bayon】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教および仏教寺院の遺跡。アンコールトムの中央付近に位置する。12世紀末に建立。古代インドの世界観における須弥山を象徴化したものとされる。中央祠堂や塔の四面...
バガバッド‐ギーター【(梵)Bhagavad-gītā】
《主の歌の意》ヒンズー教の聖典の一。クリシュナに化身したビシュヌ神への信愛(バクテイ)を説く宗教哲学詩。大叙事詩「マハーバーラタ」の一部をなす。