ふう‐ぶん【風聞】
[名](スル) 1 世間のうわさに伝え聞くこと。「とかくの—がある」 2 さまざまに取りざたすること。「悪しざまに—される」
ふうぶん‐がき【風聞書(き)】
江戸時代、各地の風聞を書き記したもの。特に、諸藩が江戸に人を送って、風聞を書き送らせた文書。
ふう‐ぼう【風防】
1 風を防ぐこと。また、そのためのもの。風よけ。防風。「—ガラス」 2 腕時計の文字盤を覆うガラス。 3 ⇒ウインドスクリーン
ふう‐ぼう【風貌/風丰】
風采と容貌。身なりや顔つきなど、外から見たその人のようす。「大家の—がある」 [補説]作品名別項。→風貌
ふうぼう【風貌】
土門拳の写真集。戦前から戦後の15年間をかけて撮影した、山田耕筰・志賀直哉・川端康成ら著名人から一般人までの肖像写真をまとめたもの。昭和28年(1953)刊行。
ふう‐ぼく【風木】
「風樹(ふうじゅ)1」に同じ。
ふう‐み【風味】
1 飲食物の香りや味わい。「—のよい紅茶」 2 そのものやその人などから受ける好ましい感じ。風情。「山居の—を詠じて」〈太平記・一二〉 3 味見をすること。「料理人お—をするとて」〈咄・鹿の子餅〉
ふうみぜっか【風味絶佳】
山田詠美の短編恋愛小説集。70歳になっても恋愛に関しては現役の「グランマ」と、恋愛がうまくいかない孫の志郎、二人を取り巻く周囲の人々を描く。平成17年(2005)刊行。同年、第41回谷崎潤一郎賞...
ふう‐むすび【封結び】
紐(ひも)の結び方の一。手箱などの紐の結び方で、巻き込んだ数を覚えておいて他人が開けた場合の心覚えとするもの。封じ結び。
ふう‐もん【風紋】
風によって砂地の表面にできる模様。 [補説]書名別項。→風紋