ふく【馥】
[音]フク(漢) [訓]かおり かんばしい。ゆたかな香り。「馥郁(ふくいく)」
ふく【服】
[名]からだに着るもの。着物。衣服。特に、洋服。「木綿の—」「—を着る」 [接尾]助数詞。上に来る語によっては「ぷく」となる。 1 粉薬などの包みを数えるのに用いる。「薬二—」 2 茶・タバ...
ふく【副】
1 主なものに伴って補佐となること。また、そのものや人。副知事・副委員長など。 2 書物・書類の原本を写した控え。写し。「正—二通の申請書」⇔正。
ふく【幅】
[名]床の間に掛けて飾りとする軸物。掛け物。「山水の—」 [接尾]助数詞。掛け物・軸物などを数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぷく」「ぶく」となる。軸。「二—の掛け軸」
ふく【福】
[名] 1 運のよいこと。幸運。幸い。しあわせ。「—を授かる」「—の神」⇔禍。 2 神仏への供え物のおさがり。また、それをいただくこと。おふく。ごふく。「このすずは鞍馬の—にて候ふぞ」〈著聞集...
ふく【複】
1 「複試合(ふくしあい)」の略。⇔単。 2 「複勝式」の略。
ふ・く【吹く/噴く】
[動カ五(四)] 1 ㋐(吹く)空気が流れ動く。風が起こる。風が通ってゆく。「そよ風が—・く」 ㋑内部から水や蒸気などが勢いよくとび出す。ふき出す。「血が—・く」「鍋(なべ)が—・く」 ㋒今まで...
ふ・く【拭く】
[動カ五(四)]紙や布などで物の表面をこすり、汚れや水分などを取り去ってきれいにする。ぬぐう。「ハンカチで涙を—・く」「ぞうきんで廊下を—・く」 [可能]ふける [用法]ふく・ぬぐう——「汗をふ...
ふ・く【葺く】
[動カ五(四)] 1 板・茅(かや)・瓦(かわら)などで屋根をおおう。「スレートで屋根を—・く」 2 草木などを軒に挿して飾る。「あやめ—・く軒場涼しき夕風に」〈玉葉集・夏〉 [可能]ふける
ふ・く【振く】
[動カ四]振る。ふるう。「十拳剣(とつかつるぎ)を抜きて後手(しりへで)に—・きつつ」〈記・上〉