ふ‐げき【巫覡】
神に仕えて、祈祷や神おろしをする人。「巫」は女性、「覡」は男性にいう。巫者。「—卜相(ぼくそう)の徒の前に首(こうべ)を俯せんよりは」〈露伴・運命〉
ふげん
日本原子力研究開発機構が福井県敦賀市に設置した発電所。国産技術のみで開発された初の原子力発電所で、世界に先駆けてMOX燃料を本格的に利用した。昭和53年(1978)から平成15年(2003)まで...
ふ‐げん【不言】
口に出して言わないこと。無言。
ふ‐げん【付言/附言】
[名](スル) 1 述べ終わったあとで、付け足して言うこと。また、その言葉。付語。「あえて—する」 2 遺言証書(遺言状)の末尾に付け足す文。相続の割合の理由、家族への感謝の言葉、葬儀や法要の希...
ふ‐げん【浮言】
根も葉もないうわさ。浮説。流言。「少人の—を信じて」〈盛衰記・一一〉
ふ‐げん【富源】
財を生み出すもと。富を生じる資源。「豊富なる北海の—」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ふげん【普賢】
「普賢菩薩」の略。 [補説]書名別項。→普賢
ふ‐げん【誣言】
《「ぶげん」とも》わざと事実をまげていうこと。また、その言葉。誣語。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
ふげん【普賢】
石川淳の中編小説。中世フランスの女流詩人クリスチーヌ=ド=ピザンの伝記を構想する「わたし」を主人公とする観念小説。昭和11年(1936)発表。同年、第4回芥川賞受賞。
ふげんえんめい‐ぼさつ【普賢延命菩薩】
密教で、普賢菩薩に延命を祈る際の本尊。二臂(にひ)像と、二〇臂像とがある。延命菩薩。