ふさ‐しだ【総羊歯】
フサシダ科の常緑シダ。高さ30〜40センチ。葉の先端の総状についた羽片に多数の胞子嚢(ほうしのう)がつく。日本では小笠原諸島に分布。
ふさ‐たおり【総手折り】
[枕]たくさんの茎を折り曲げる意から、「たむ」にかかる。「—多武(たむ)の山霧繁みかも細川の瀬に波の騒ける」〈万・一七〇四〉
フサ‐たん【FSA担】
《FSAは金融庁を表すFinancial Services Agencyの頭文字から》銀行・証券会社などの金融機関で、監督官庁である金融庁との折衝を担当する社員の通称。→MOF(モフ)担
ふさつ【布薩】
《(梵)upoṣadhaの音写。説戒・斎などと訳す》同一地域の僧が毎月2回、新月と満月の日に集まって戒本を誦し、互いに自己反省し、罪過を懺悔(さんげ)する行事。在家では六斎日などに八斎戒を守るこ...
ふさ‐なり【総生り】
果実などが、房状にみのること。すずなり。
ふさ・ぬ【総ぬ】
[動ナ下二]たばねる。また、総合する。「花橘(はなたちばな)を八房—・ねて」〈梁塵秘抄・二〉
ふさ‐の‐くに【総国】
上総(かずさ)・下総(しもうさ)・安房(あわ)を含む古代の国名。大化の改新後、上総・下総の両国に分かれ、さらに、上総から安房を分離。
ふさ‐はじかみ【蜀椒】
アサクラザンショウの別名。
ふさ‐ふさ【房房/総総】
[副](スル)たくさん集まって垂れ下がっているさま。「—(と)した髪」
ふさぶさ‐し・い
[形]《近世語》 1 大げさである。仰々しい。「ちっと—・いが百千万と書いてくだんせ」〈咄・鹿の子餅〉 2 図太い。厚かましい。「うぬが自由にさせるものか、—・い」〈人・辰巳園・四〉