ふし‐づ・く【柴漬く】
[動カ下二]魚を捕るために、柴漬(ふしづ)け1を仕掛ける。「—・けし淀の渡りを今朝見ればとけむごもなく氷りしにけり」〈拾遺・冬〉
ふし‐づくり【節旁】
漢字の旁(つくり)の一。「印」「即」「危」などの「卩」や「㔾」の称。
ふし‐づけ【柴漬(け)】
1 「しばづけ2」に同じ。《季 冬》「—や古利根今日の日を沈む/秋桜子」 2 からだを簀巻(すまき)にして水中に入れること。1に似た罪人などの処罰法。「水の底に—にもし」〈義経記・三〉
ふし‐づけ【節付け】
[名](スル)歌詞に節をつけること。作曲。「古詩に—する」「三味線で—する」
ふし‐て【伏して】
[副]切に願うさま。くれぐれも。つつしんで。「—お願い申し上げます」
ふし‐ど【臥し所】
夜寝る所。寝所。寝床。ねや。ふしどころ。
ふし‐どころ【臥し所】
「ふしど」に同じ。
ふし‐どころ【節所】
浄瑠璃などで、節の聞かせどころ。
ふし‐なわめ【伏縄目】
「伏縄目威(おどし)」の略。
ふしなわめ‐おどし【伏縄目威】
鎧(よろい)の威の一。白・浅葱(あさぎ)・紺で縄を並べたような斜線文様や波形に染めた革を細く裁って威したもの。伏縄目の威。