ふ・す【付す/附す】
[動サ五]「ふ(付)する」(サ変)の五段化。「一笑に—・される」 [動サ変]「ふ(付)する」の文語形。
ふ・す【伏す】
[動サ五(四)] 1 腹ばいになる。また、地面にひざをつくなどして頭を深く下げる。「地に—・す」「—・してお願い申し上げます」 2 姿勢を低くして、隠れる。ひそむ。「草陰に—・す」 [動サ下...
ふ・す【臥す】
[動サ五(四)]《「伏(ふ)す」と同語源》横になる。寝る。また、病気などで寝こむ。ふせる。「床(とこ)に—・す」
ふ・す【俯す】
[動サ変]うつむく。「巫覡卜相(ふげきぼくそう)の徒の前に首(こうべ)を—・せんよりは」〈露伴・運命〉
ふ・す【補す】
[動サ変]官職に任命する。ほす。「加賀の目代に—・せらる」〈平家・一〉
ふすい‐しょくぶつ【浮水植物】
固着せず、流れの静かな水面に葉を浮かし、水中に根を垂らして浮遊生活をする植物。体表から養分や水分を摂取する。サンショウモ・ウキクサなど。浮生植物。浮漂植物。
ふ‐すう【負数】
数学で、零より小さい数。負の数。マイナスの数。⇔正数。
フスきょうと【フス教徒】
《原題、(チェコ)Husitská dramatická ouvertura》ドボルザークの管弦楽曲。1883年作曲。ボヘミアの宗教改革者フスの支持者たちを描いた劇付随音楽の序曲として作曲。フス党。
ふ‐すじ【不筋】
[名・形動]筋が通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。「其の—なる次第を政府に訴う可きのみ」〈福沢・学問のすゝめ〉
フス‐せんそう【フス戦争】
1419〜1436年にわたるボヘミアのフス派の反乱。フス処刑後、その信奉者がプラハで蜂起。神聖ローマ皇帝・ローマ教皇は十字軍を派遣したが鎮圧に失敗、最終的に和約が成立した。