ふゆ‐げ【冬毛】
鳥獣の、秋に抜けかわった柔らかい毛。⇔夏毛。
ふゆ‐げしき【冬景色】
冬らしい景色。雪や霜などによって、冬のおもむきが感じられる風景。《季 冬》
ふゆ‐げしょう【冬化粧】
[名](スル)雪が降り積もって、まるで化粧でもしたように真っ白になり、いかにも冬らしくなること。「山野が—する」
ふゆ‐こだち【冬木立】
冬の落葉した木々。《季 冬》「斧(おの)入れて香におどろくや—/蕪村」
ふゆ‐ごもり【冬籠もり】
《古くは「ふゆこもり」》 [名](スル)人や動物が、冬の寒い間、家・巣・土の中などにこもって過ごすこと。《季 冬》「—またよりそはん此(こ)の柱/芭蕉」
[枕]冬ごもりした草木が春になり芽を...
ふゆ‐ご【冬子/冬仔】
冬に生まれた動物の子。
ふゆ‐ごし【冬越し】
[名](スル)冬を越すこと。越冬。
ふゆ‐ごろも【冬衣】
冬に着る衣服。
ふゆ‐さく【冬作】
冬の間に生育し、春から初夏にかけて収穫する作物。麦・アブラナなど。冬作物。
冬(ふゆ)さ・る
《「さる」は季節などが近づく意》冬になる。冬が来る。「—・れば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける」〈拾遺・冬〉